手相で、生命線などがいったん二手に分かれてその先で合流しているような場合、その分かれいる部分を「島(しま)」と言います。
これを人生に当てはめたとき、その期間はスランプであると通常説明されます。
仕事では成果が上がらなかったり評価されなかったり、また、試験や検定に受からなかったり。
子育てなどで、自分の時間を十分に取れないということもあります。
以上のようなことから、島がスランプであるというのは一面では正しいと言えます。
ただ、運勢の上から言うと、手相が表す島やその他スランプと言われる期間は、運気の蓄積期間であるとも言えます。
成果が上がらないのはなぜだろう、受からないのはなぜだろうと試行錯誤しながら頑張ることが本人の実力を付けるのは、誰しも経験のあることではないでしょうか。
また、お子さんのために愛情を尽くすことが自分のために返ってくることも、容易に想像できることです。
実際、手相上も、島の先に綺麗な開運線が上がっていることは大変多いものです。
島の期間に頑張っていることで、それ以外の相が良くなってくるということもあります。
反対に、スランプにあるとき、このままずっとダメなんじゃないかと後ろ向きに考えることは、運気をさらに下げ、他の相まで良くない影響を与えてしまうことも考えられます。
いつか必ず光は差すものです。
前向きに頑張ることが大切なのですね。
いま、もう一つ成果が出ないな、などと考えておられる方にも参考になるのではないかと思い、書かせていただきました。