8/22 亡くなられたお祖父さんが夢に現れたAさんのお話

こんばんは。

今日、とても素敵なお話をお聴きたので、ご本人の了解を得て、記載させていただきます。

仕事でつながりのあるAさん(女性、30歳代)のお話です。

Aさん、数年前のお盆に、夢の中で枕元に知らない男性が現れました。

軍服を着て、額にほくろがある…はて、どなただろう。

その男性が、笑顔で手招きしながら、「寂しいから、こっち来てよ」とAさんにおねだりするように言ってきました。

Aさんは、その男性が亡くなった人なのだろうと思い、目覚めたとき自分は死んだのではないかと思ったとのこと。

それで、起きた後、夢の内容をご家族にお話しになりました。

すると、お父さんが、男性の特徴から、「それは(Aさんの)お祖父さんだよ」とおっしゃる。

Aさんは、お祖父さんに会ったことはなく、お顔も知らないのですが。

ご家族で、そういえばしばらくお墓参りにも行っていないという話になり、お盆の時期でもあったので、Aさん、久しぶりにご実家のお墓参りに行ったのですね。

するとどうでしょう。

他のおうちのお墓には綺麗にお花がお供えされているのに、なんとAさんのおうちのお墓にだけお供えがされていないではないですか。

Aさん、大変驚いて、これは寂しい、と思いました。

それできちんとお花をお供えして、手を合わせ、ご先祖さまに感謝の気持ちを伝えました。

帰ってからご家族にお話しになったところ、お墓参りして良かったね、と皆から言われた。

そんなことがあって、Aさんは、自分にはお祖父さんが付いてくれているのではないか、と思ったそうです。

お祖父さん、お盆に帰ってこられて、ご自身のおうちのお墓だけお花がなかったので、寂しかったんでしょうね。

そして、それをお孫さんにおねだりするようにお伝えになるというのが、何ともほんわかしていて、素敵だと思ったのですが、皆さんいかがでしょう。

さて、今年もお盆の時期が過ぎてしまいましたが、台風などもあり、お墓参りに行けなかった方も多いかもしれません。

ご先祖さまも寂しいかもしれませんので、しばらくお参りされていない方はお参りに行かれるのはいかがでしょう。

あるいは、おうちで手を合わせたり、何かの形で気持ちを伝えるのでもいいかもしれません。

また、中には全く身寄りがないという方もおられるかもしれません。

そんな方は、お世話になって先立たれた方に思いをめぐらすのもいいかもしれません。

見えない世界、見えない方々のことを思う、そんな中に私たちの幸せのヒントがあるような、そんな気がいたします。

皆さまの参考になりましたら幸いです。

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