こんばんは。
今日は、手相の、金星帯と呼ばれる線についてお話しいたします。
手のひら上部で、人差し指と中指の間から伸びる線と、薬指と小指の間から伸びる線が、中指と薬指を取り囲むように結ばれていることがあります。
これが金星帯です。
通常、20人にお一人くらいでしょうか、比較的レアな相ですが、先日の鑑定では、何人かの方がお持ちでした。
この相の持ち主は、見えない世界とのつながりが深く、スピリチュアルなメッセージをつかむことに長けています。
物質的な欲求に基づいた表面的な幸せでなく、人や社会を豊かにするような、深い意味での幸せを常に求めてらっしゃいます。
ですので、この相をお持ちの方は、表面的なものでなく、心の深い部分から来る美しさを持っていらっしゃいます。
ひと言でいえば、大変心の美しい方なのですね。
手相では、手のひら上部が天を表しますので、このような位置に大きな輪状の相が現れるというのは、とても高貴な意味があることを示しています。
また、薬指の付け根は太陽丘と呼ばれ、成功や富、名声を表し、一方、中指の付け根は土星丘と呼ばれ努力や充実を表しますので、これらが一つに括られるというのは、ご本人の内的な力が周りに良い影響を与えてご本人にも好影響を与えるという意味が暗示され、大変素晴らしいものです。
手相の解説の中には、この金星帯の表面的な今だけをとらえて、誤解を招きかねない表現をしているものもありますが、本来の金星帯の意味は、大変素晴らしいものです。
ですので、どうぞ、この相をお持ちの方はご自身の内面の美しさに自信をお持ちになってください。
また、深い意味での幸せや豊かさをどんどん追求なさって、周りにも良い影響を与えていただきたいと思います。
繰り返しますが、金星帯をお持ちの方は、とても綺麗な心の持ち主です。
大変素晴らしい相の一つであることを、強調しておきたいと思います。