10/15 結果だけ違うカードを引く

こんばんは。

今日はタロットのお話をいたします。

タロット占いでは、1枚だけカードを引くというやり方もありますが、鑑定では複数枚を決まった形に並べて読み解く場合が多いです。

7枚とか10枚とか引いていくのですが、多くの場合、その最後のカードが質問に対する答え(結果、結論)になります。

それで、引いていくと、結果を示す位置のカードだけが、並べられた他のカードと違う意味の場合があります。

例えば、進むべきかやめておくべきかという質問に対して、他のカードはあまりしっくり来ないけれども、結論は進むとよいと出る場合。

先日の鑑定ではこのようなことがありました。

年配の女性で、来春に転職を考えておられました。

それで、タロットを引きます。

ヘキサグラム・スプレッドという、7枚引くやり方です。

他の位置に並べられたカードは、良いとも良くないとも、まあ、悪くはないが、という感じです。

この感じだと、悪くはないですね、などということになるのかなと思いつつ、最後のカードを引きます。

すると、「The Lovers(恋人)」の正位置(上下そのままの向き)。

「The Lovers」は、YES、NOを聞いたときに答えをはっきり示すカードで、正位置はYESです。

進むという判断は正しい、あれこれ考えずやってみましょう、と。

そこまでのカードが全て小アルカナと呼ばれるカードで、どちらにも転じる要素があったことからも、最後の1枚が全て吹き飛ばした感じです。

それが、前後1枚違わず、ピッタリ結果を示す位置に出るものですから、本当によくできています。

それも、いつもというわけではありませんが、時々こういうことが起こるのですね。

もちろん、逆の場合もあります。

ほかのカードは進むことを支持しつつ、結果だけ止まるべきことを示す場合。

このようなときは、進みたいのはやまやまだけれど、少し立ち止まって考えましょう、ということになります。

このようなときは、ご本人が進みたいだけに、こちらもちょっとお伝えするのが辛い感じがいたします。

けれど、タロットはちゃんと進むべきタイミングや方向性を知っています。

それは、他のカードなどから読み解くことができます。

それをお伝えすると、やはりご本人の潜在意識(意識の奥深い所)ともしっくり来るものだから、なるほど、となる。

あるいは、蓋を開けるとやはり待って正解だったということになります。

見えない世界は、ご本人にとっての最適解を用意しているのですね。

そういうわけで、今日は、タロットが結果だけ違う意味を示す場合についてお話しいたしました。

占いの魅力を感じ取っていただけると、幸いてす。

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