こんばんは。
昨日は手相の健康上の線(すべて合わせて「健康線」と言います)のうちいくつかをご紹介いたしました。
今日は健康線の右手と左手の関係についてお話しいたします。
左手は先天運、右手は後天運です。
違った意味を表すこともありますが、健康線を見る場合にはこの見方で間違いはありません。
ですので、左手に健康上気になる相が出ていても右手に出ていなければ問題ないということになります。
これは、例えば遺伝的に胃腸が弱かったり糖尿病の家系であったりすると左手にその相が出ますが、摂生に努め体を気遣っていると右手には出ず、健康上問題なく人生を乗り切ることを意味します。
以前同じ職場で働いていたAさん(男性、50歳代)がそうでした。
Aさんには左手の生命線下方にはっきり島がありました。
それで、ご家族に糖尿病の方はおられませんかとお聞きしますると、やはり糖尿病の家系であるとおっしゃる。
今度は右手を見ると全く島がないのでお尋ねすると、年に一度の健康診断でも引っかかったことはないとのこと。
これは、Aさんがよく体を使う部署に居てずっと体を動かしていたため、それがプラスに働いていたことが一つ。
そして、Aさんは部署でもリーダー的な存在で、その仕事ぶりや人柄は年上年下に関係なく慕われていました。
Aさんは大変責任感が強く、仕事に悪い影響がないようにと、プライベートでも暴飲暴食を慎んだり睡眠をよく取ったりして摂生しておられるような方でした。
何よりそれが大きく、Aさんを病気から遠ざけていたのでした。
それはもうくっきりとした生命線でした。
こういうこともよくあるものですから、私たちはやはり自分の体をよく知って、そして大切にして、健康を保っていきたいものですね。