4/7 踏切で車イスの方が…

こんばんは。

先日鑑定で、Bさん(50歳代)から興味深いお話をお聴きしました。

Bさん、ある日、プライベートで約束があるので、電車に乗るため駅に向かいました。

駅の手前に踏切があるのですが、そこで、車イスの男性がレールの所で少し渡りにくそうにしておられる。

Bさん、お声かけしようかと頭をよぎりますが、予定までまだ時間はあるものの余裕を持って次の電車に乗りたいというので、そのまま駅に向かいました。

そして、電車に乗って目的地まで向かいます。

すると、2駅ほど過ぎた所で、電車が駅でもないのに急停止します。

車内アナウンスが入り、「ただいま、踏切で車イスの方が止まっておられましたので、緊急停止しました」とのこと。

もちろん、先ほどの踏切からは遠く離れています。

それで、目的の駅には、2本分くらい電車が遅れて到着したそうです。

目的地には何とか時間内に到着しましたが、「あの時に」の考えが頭に残りました。

これは自分が駅に向かう途中で、車イスの方に声をかけなかったから、その因果で、別の車イスの方が踏切で止まってしまわれ、電車が遅れたんだと。

Bさん、とてもスピリチュアルな方で、見えない世界の力を信じておられるし、いつも人助けを考えておられるような方なので、余計にそう思われたのでしょう。

ご自身が最初にお声をかけなかったことを、ちょっと後悔するように話されました。

興味深いお話ですね。

Bさんの、お声をかけなかったから、その因果で電車が遅れたというのは、その通りなんだろうと思います。

けれど、このお話、それにとどまらないメッセージがあるように思います。

偶然と流してしまってもよいようなお話を、Bさんは見えない世界からのメッセージとして受け止め、後悔し反省してらっしゃいます。

これは、今後同じようなことがあれば、お声をかければいいんですよ、手助けするような行動を取るのですよ、というBさんへのメッセージではないでしょうか。

必ず、Bさんの元には、同じような状況が訪れるでしょう。

例えば、小さな子供さんが道端で泣いているとか、外国の方が道がわからず困っているとか…。

全く同じでなくても、何かそういうことが起きる。

後悔まで含めて、Bさんの次からの善徳のために、はじめからセッティングされていたか、あるいは、反省したBさんにそのような機会が与えられるか。

Bさんに罰を与えるためだけなら、このようなことは起こりません。

現に、Bさん、目的地には間に合ったのですし、車イスの方も電車はその前で停止してご無事です。

また、最初の車イスの方もどなたかに助けられたか、Bさんの思いが届いているような気すらするのです…。

いずれにしても、優しいBさんです、今度は援助の手を差し伸べられることでしょう。

興味深いお話でしたので、書かせていただきました。

皆さまの参考になりましたら幸いです。

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