こんばんは。
今日は手相のお話をいたします。
手相には、健康線と呼ばれる線をはじめ、各種疾患を表す相があります。
このうち、肝臓系の疾患は、手のひらの小指側中央やや上部から、生命線下部の方向へ、緩やかに蛇行する線が伸びてくる場合です。
最近は、皆さま健康に気を遣っておられるので、はっきりと表れることは少なく、よく見ないとわからない感じの場合がほとんどです。
先日鑑定させていただいた男性のお客さまの場合は、とても薄く弱いものですが、はっきりとした蛇行の線が入っていました。
非常に珍しい例です。
お酒は飲まれないとのことでしたので、少し肝臓が弱い傾向があるとお伝えしますと、次のようにおっしゃいました。
それは、ある身体上の不調があり、診断を受けると、医師から、これは肝臓から来ている、要は肝臓が弱っているとのこと。
この方の場合、生命線を横切るくらいには伸びておりませんし、線自体弱いものですので、将来的な疾患は食生活などに注意すれば十分防ぐことが可能です。
私からは、今後も節制なさって、健康診断を欠かさないようにされるといいですよとお伝えいたしました。
こうして、健康上のことも手相には表れますので、お客さまにお伝えするようにしています。
もちろん、確定診断はできませんから、このようにちょっとした助言をしたり、また(ごく稀にですが)急を要するような場合は、病院での診断をおすすめしたりいたします。
そのほか、手相で気になる線などがありましたら、遠慮なくおっしゃってください。
お話が皆さまの参考になりましたら、幸いです。