タロット占いをしていて、出てきたカードか二重の意味を持つことがよくあります。
少し前のお話になります。母親に頼まれて知り合いの農家にトマトを買いに行った時のことです。
例年6月に行くのですが、今年もある日曜日、母親に頼まれました。
ちょっと気乗りしなかったのですが、タロットを引くと、
「吊るされ人(The Hanged Man)」
が正位置(上下そのままの向き)で出ました。
これは、献身的に行動して吉の意味で、介護職に就いている人やボランティア活動をする人に出たりします。
それで私は、母親のために献身的にと、行くことに決めたのです。
ボランティア、ボランティア、と心に唱えながら。
車を走らせること約30分、農場に着くと10数名の人たちがせわしそうに動いておられる。
母親に聞くと、なんとボランティアの人たちとのこと。
いつも6月下旬に行くので知らなかったのですが、その農場では、クワイの植え付けの時期にあたる6月はじめには、たくさんの人たちがボランティアに来ているのだそうです。
吊るされ人のカードが、献身的に行動して吉の意味と、先方でのボランティア活動の予測の、2つの意味を表していたのです。
それにしても、ボランティアとは… タロットが遊び心でピッタリのカードを提示したかのごとくです。
こういったことは、日々カードを引いていて、頻繁に起きます。
本当に、まさにこのカードしかないという感じで、状況に応じたカードが出てきます。
感心することしきりですね。
というわけで、今日はタロットカードが二重の意味を持つ場合のお話でした。
タロットはじめ占いの魅力がお伝えできる一助になれば幸いです。