昨日、長い時間お話しするなどして相手と気が合ってくると、たまたま言ったことや考えていたことが一致したりして、偶然が起こるというお話をしました。
占いをしていても似たようなことが起こります。
昨年、同じ職場にNさん(男性、40歳代)という方がいました。
Nさんとは、以前にも一緒に働いたことがあり、よく飲みに行ったりして大変気の合う後輩でした。
私が本格的に手相をやり始める頃、彼の手相を見て、結婚年齢を言い当てることがありました。
まだ手相スクールに通う前で、おそらくぴったりと言い当てたのは彼が初めてであったと思います。
そんなこともあって、以後もNさんの手相はよく見せてもらっていました。
ある日、彼の右手に糖尿病に注意の相を見つけました。
それまでは気にならなかったのが、気をつけないと将来糖尿病になりますよ、というくらいの線です。
それを彼に伝えると、
「実は去年の人間ドックで少しだけ数値が高いから注意するようにと言われていて、今年も先日人間ドックを受け、その結果待ちなんです」
という。
それが、次の日休憩時間にNさんが私のもとに飛んできて言うには、
「びっくりしましたよ… 昨日家に帰ったら人間ドックの結果が届いていて、糖尿病の数値が少し上がっていて、通常の範囲を少し超えていたんです。
経過観察でいいんですけど、それにしても本当にタイミングがいいですね」と。
そうなんです、Nさんとは気が合うから、アドバイスもタイミングが良くなる。
Nさんとは、このようなことがたくさん起きました。
そして、以上のことは、占いをする者がどのような姿勢で依頼者に接するべきかということに、大切な教えを含んでいるように思います。
すなわち、占う者は、依頼者の話をよく聴き、その人のために最も良いアドバイスは何かとよく考えて伝えること。
この過程で依頼者と波長が合うようになり、タイミングの良い、そして依頼者が「受けて良かった」と思えるアドバイスができるようになる。
独りよがりの鑑定では、一つや二つ占いが当たっても依頼者のためにならない。
しっかりと話をお聴きして、心を通わせることが大事なんですね。
依頼者のために、心を尽くし最善を尽くす鑑定を忘れないようにしたいと思います。
