11/14 運命線と生きがい

手相で、手首付近から中指付け根方向に昇っていく線が運命線です。

人によって千差万別、くっきり太く出る人もいれば、弱々しく出たり途中から出たりしている人もいます。

運命線は社会的な本人の充実度を表しますので、仕事にバリバリ打ち込んでいて満足しているときは、その年齢を表す運命線の位置がくっきり出ていることになります。

下にいくほど若く、上にいくほど歳を重ねている時を表します。

そして、感情線と交わる位置が、おおむね50歳過ぎです。

現在50歳くらいで仕事をしている人でも、定年後、何らかの活動をしたいと思っている人はその先も運命線がしっかり伸びていますし、また、色々やりたいと思っている人は晩年にかけて何本も運命線が伸びています。

実際、活動されることにもなる。

人それぞれではあるのですが、よく仕事をしている人で、定年後に運命線がピタッと止まっている人は、ちょっともったいない気がします。

なぜなら何かしら社会的な活動をしていないと生きる気力が出てきませんし、趣味であれ何であれ、せっかく真面目に仕事で蓄えた運気を発揮できるのにとも思うからです。

仕事一筋で生きてきて、ゆっくりしたいというのもわからないではないですが。

先日サロンで鑑定させていただいたAさん(女性)は、ちょうど真逆でした。

年齢はお伺いしませんでしたが、私より一世代上くらいですので、かなりのご高齢です。

手相は、二重生命線。これはもちろん体力抜群ですが、その分苦労も多くなったりします。

そして、二重感情線。逆境や困難ももろともせず、乗り越える相です。

実際苦労の多い人生だったとのこと、それを何とか乗り越えて今があるとおっしゃいます。

さらに、運命線は、特に人生後半からしっかりと真っ直ぐ上に伸び、中指の付け根に届かんばかりでした。

美容関係のお仕事をされていますが、仕事が生きがいで頑張ってこれたとのこと。

間違いなく今後もお仕事をしっかりとやり遂げられることでしょう。

そうお伝えすると、とても納得して喜んでおられました。

手相は、その人にあった生き方を示してくれますが、Aさんはまさにご自身にピッタリ合った生き方で人生を歩んでおられます。

印象深かった鑑定でしたので、今日はAさんの手相をご紹介させていただきました。

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