運気アップのコツと題してお伝えしてきた「喜びごと」シリーズとも言うべきお話、今日の第3回で終了となります。
今日は、喜びごとが起こりそうなときのお話です。
例えば、皆さんは素敵だと思っていた人といい感じになり、お付き合いできそうになったとき、喜んで人に話したくならないでしょうか。
また、何かのオーディションで最終選考まで残り、どうやら受賞できそうだという情報が入ったとします。
やはり誰かに話したくなりませんか。
このような場合、きちんとお付き合いできる(或いは結婚できる)まで、また、受賞が確定するまでは人に話さないのが鉄則です。
理由は大きく2つあります。
一つは、今までお付き合いできるか、受賞できるかと緊張して気を張っていたのが、人に話すことで成功した気になり、油断して、まさに気が抜けてしまうからです。
他の例では、資格試験などにチャレンジしているときに、占いをしたとして、その結果が良かったとしても、大体の場合な「このまま努力すれば」という条件付きなのです。
占いとは、今のままいけばという未来を見せてくれるものだからです。
これを、その気になって努力を怠るのは、やはり気が抜けてしまっているというものです。
気にかけている人の試験の結果を占って、良い結果が出たとしても、本人にはそのまま伝えないほうがいいかもしれませんね。
人に話さないのがよい理由の2つ目は、思わぬ恨みや妬みを買うことがあるからです。
彼氏や彼女の居ない人にとっては、その手の話を人から聞いて、妬ましく思う人もいるでしょう。
人の念というのはこわいもので、「なんであんな人が幸せになるのだろう。失恋すればいいのに」という邪悪な念は相手に飛んでいくものです(そして邪悪な念を飛ばしたほうも、同じかそれ以上の不幸な出来事を受ける)。
前回お話ししたように、一緒に喜んでくれる人ならいいのですが、それでも、どこからか漏れて他の誰かの嫉妬の念を受けないとも限りません。
こう考えると、喜びごとは確定してから、よく相手を選んで話した方がいいということになります。
皆が皆、人の幸せを喜べればいいのですが、考えてみれば、自分にしてもすべての人の喜びごとを素直に喜べるかと言われると、そこまで人間できていないというのが正直なところでしょう。
そういうわけで、ちょっとした生き方のコツのようなお話でした。
ご参考になれば幸いです。