12/1 食えなんだら食うな

「食えなんだら食うな」

曹洞宗の雲水(修行僧)である関大徹師が40年も前にお書きになられた本(随筆)の復刻版が販売されています(ごま書房新書)。

昨年からずいぶんと本を読むようになったのですが、これはその中でも大きな影響を与えらた1冊です。

修行僧たちは一生涯修行の日々、そのほんの一端がわかり、それだけでも大変なインパクトです。

それから、師のもとにいわば人生相談として訪れた方たちとのやり取りを通じて示される人生の意味。

アマゾンなどでも購入できますので、興味のある方にはお読みいただくとして、今日お話ししたいのは、私がこの本を読むきっかけについて。

この4月に転勤して、女性の上司の元で働くことになったのですが、この上司が読書家で、本を読むようになっていた私に色々と勧めてくださいました。

そして、その第1号が、「食えなんだら食うな」だったのです。

その内容にガツンと頭を打たれるとともに、最初の方に出てくる「雲水」の文字にまた不思議な感覚を覚える。

著者が自分を語るのに使うわけですが、私の占いネーム「雲水」は以前にもお伝えしたとおり、祖母からも、師匠である西谷泰人先生からも、それぞれ全く何の関係もなく、私に示されたものです。

そして、また、今回縁あって雲水を目にすることになった。

私の名前はやはり「雲水」でないといけないようです。

本に出てくる関大徹師はじめ修行僧たちに比べ恥じることしかない人生で、本当に名乗るのも憚られるのですが、それでも、今後、修行のつもりで世の中のためになる生き方をしなければならないと思う次第です。

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