普通の占いは手相やタロットカードなどで未来を見ます。
また、夢から今後のことを占うのが夢判断とか夢占いです。
同様に、目の前で起きる現象からいま取り組んでいる物事の吉凶や運気を占うのが、現象占いです。
現象占いは西谷泰人先生の命名です。
いつも使っているお皿が何かの拍子に割れたりすると不吉なことが起きるんじゃないか(そして実際起きる)などというよは、よくある話です。
仕事で大変お世話になった先輩の方が、若い頃、自分のご飯茶碗(だったと思います)が割れて、その時ちょうど登山中だったお父様が亡くなられました。
そして、その時、お父様の身に何かあったと直感し、「家族のこと、あと頼むな」と言われたように感じたと言います。
これなどはまさにというお話です。
職場のAさんは、通勤途中に池のそばを歩いてくるのですが、以前は全くなかったのに、最近よく亀を見ると言います。
そして最近のAさんの運のいいこと。
亀は夢で見ても吉夢、同じように現実でも見ると吉なのですね。
このようにして結構当てになるものなのですが、勘を研ぎ澄まして現象占いを生活に応用していくためのコツみたいなのを2点。
一つは整理整頓を心がけておくこと。
掃除は風水でも運気アップにつながるとされていますが、身の回りが散らかっていては何かが起きてもうまくキャッチできません。
タンスの角に足の小指をぶつける。
これも立派に意味があったりしますが、いつも部屋が散らかっていては「部屋が散らかっているから」で終わりです(笑)
それでも、部屋を綺麗にしなさいというメッセージと取れないことはないが、もう少ししっかりキャッチしたいところです。
もう一つは、常に目の前の出来事から、その奥の(スピリチュアルな)意味を考えること。
目の前に起こることは、必ず何か見えない世界の意味を伴っています。
これが人との出会いであれば、ご縁ということになります。
人以外の場合でも、何かの縁や見えない世界とのつながりがあって出来事が起こっています。
心を穏やかにしていると、感じ取れるようになってくるものです。
ということで、今日は現象占いについてのお話でした。