こんばんは。
今日は少しばかり不思議なお話をいたします。
占いやスピリチュアルの勉強をするようになって、よく本を読むようになりました。
手相やタロットの占い関係の本、スピリチュアル全般、宗教や心理学、古代の聖典など…。
多いときは、2、3冊並行して読んでいるときもありました。
半年くらい前のことです。
あるご住職さんが書かれた、仏教とキリスト教の比較に関する本を読んでいました。
全部で190ページですから、この本そのものはそれほど長くはありません。
その中にほんの数行、キリスト教の伝承である「聖クリストフォロス」の記述がありました。
これは、クリストフォロスという力持ちがキリストに仕えるために、隠遁者の教えに従って、危険な川を渡っている人たちを助けて向こう岸に運ぶという仕事を毎日繰り返すうち、ある日ついにキリストに会うというお話です。
それで、そんなお話もあるのだなというくらいに読み進めていました。
ちょうどそのとき、心理学関係の大変分厚い本を並行して読んでいました。
まえがき、あとがき含めて、全687ページ。
先ほどの本を読んだその日に、こちらの本も読んでいると、ちょうど聖クリストフォロスの話が出てくるのです。
この本で聖クリストフォロスの記述があるのは、687ページの中のやはりほんの数行。
占いやスピリチュアルに携わっているとこういう偶然はよくあるので、見えない世界からの何かしらのメッセージなのだろうと考えたりしていました。
そして、翌日。
ふと、学生時代に読んだ別の心理学関係の本が気になり、書棚から手にします。
こちらは全318ページ。
ただし、2段組で細かい字で書かれていますから、通常の感覚ではその1.5倍くらいのページ数でしょうか。
私は、学生時代など、本を読むときに、新しく買ったときに挟まれている「売上カード」を、買ったときに挟まれたページにそのまま挟んでおくクセがありました。
そこに何かのご縁があるかもしれないと思ってのことです。
そして、今回その本を読むとき、売上カードが挟まれたページが開いて、そこには聖クリストファーの記述。
表記が違うだけで、聖クリストフォロスと同じお話です。
やはりほんの数行。
さすがにここまで来ると、見えない世界からのメッセージ性も、強烈なインパクトを与えてくれます。
自分に対する何のメッセージか。
見えない世界は私に何を伝えたいのか。
優れた技術が必要とされるものはどんなものでも、一朝一夕に身につくものではありません。
占いもまた同じ。
こんなふうにすれば華々しく活躍できるのではないか…すぐにそんなものに飛び付きたくなるのですが、それでは本当の実力は身につきませんね。
見えない世界からのメッセージの意味は明らかで、そして当たり前のことですが、ついつい忘れてしまいがちなことでもあります。
与えられた環境で自分に出来ることをしっかりとやっていくことの大切さ。
忘れずにいたいと思います。
明日は、久しぶりにご近所の商店街のイベントに参加させていただいて、無料鑑定を実施いたします。
またたくさんの素敵なご縁がありますことを。